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アーマード・コア

作者さんに許可をいただいて掲載してます。 戒愁橙里が同席する場のみご利用可能です。 それ以外で使用する場合は事前にご連絡ください。

(♂6:♀4:不問1)~ラストリンクス(後編)2/2

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(♂6:♀4:不問1)~ラストリンクス(後編)2/2

ナレーション
「数時間後、アルテリア・カーパルス。」
BGM PreciousPark
東堂
「メインシステム、戦闘モード起動。
 サテライト・スナイプ、スタンバイ。
 オーバードブースト発動。
 
 各機、降下準備。」
メイ
「こちらメリーゲートよ。
 問題ないわ。」
ローディー
「フィードバックだ。
 こちらも問題ない。」
東堂
「視界良好。
 降下開始してください。
 すでに敵勢力圏内です。
 油断しませんように…」
メイ
「気合は十分よ。
 作戦行動を開始するわ。
 上手く盾にしてね。
 そのための重量機よ。」
ローディー
「スマイリー、
 女性を盾にするのは忍びないな。」
メイ
「ローディー。
 気にすることないわ。
 あなたの兵器型腕部では、
 防御力が心もとないでしょう。」
ローディー
「・・・GA時代から、
 こうやって協力してみたかったものだな。」
メイ
「やめてよ。
 最後の会話みたいじゃない。」
東堂
「お二人とも、
 目的はあくまで"陽動"。
 くれぐれも無茶をしませんように。
 ・・・では、御武運を・・・。」
メイ
「行くわよ。
 GA勢力のネクストの力、
 見せてあげましょローディー。」
ローディー
「はは・・・
 ま、老兵は気にせず、
 好きにやりたまえ。
 お前さんの動きに合わせるほうがやり易そうだ。」
メイ
「ベテランのあなたらしいわね。
 じゃあ、正面からいくわ。
 細かいのは性に合わないの。」
ローディー
「ふふん。
 面白いじゃないか。
 相変わらず大胆な女だ。
 背後から腕部バズーカでアシストする。」
メイ
「派手にいくわよ・・・
 増援を燻り出す!」
ナレーション
「彼らの前方には、
 アームズフォートとノーマルで編成された、
 大規模なカーパルスの防衛部隊が展開している。」
メイ
「ちっ!
 取り逃した!」
ローディー
「おっと、逃がさんよ。」
メイ
「ナイスよ、ローディー。」
ローディー
「気を抜くな。」
メイ
「っ!
 背後に回られて…しまった!」
ローディー
「しまってない!(カバー)」
メイ
「ふう、
 ありがとう。
 相性が良いみたいね、
 あなたとは。」
ローディー
「老人をからかうもんじゃないぞ。」
東堂
「ランドクラブ撃破!
 お二人とも、
 ギガベースの主砲に注意してください。」
ナレーション
「防衛部隊は、
 明らかに動揺していた。
 東堂の目論見通り、
 相手の勢力の規模がわからずにいたからだ。
 
 そして戦闘開始からしばらくして、
 彼らはやってきた。」
BGM Today
ウィン
「なんだ・・・敵勢力のネクスト機、規模は不明と聞いていたが…
 たったの二機ではないか・・・」
アスイ
「こちらジエンド。
 リンクス、アスイだ。」
ウィン
「いいのか、
 アスイ。
 こちら側につくということは、
 ここからは修羅の道だぞ。」
アスイ
「わかっている。
 自分で選んだんだ。」
ウィン
「そういうば、
 お前オペレーターはどうした?」
アスイ
「わからない・・・
 連絡が取れないんだ。」
防衛部隊を攻撃し続けるメイとローディー
途中でアスイとウィンに気づく
メイ
「来たわよ。
 増援は二機ね・・・まだまだ・・・
 もう少し引きずり出すわ。」
ローディー
「あれは・・・レイテルパラッシュ?
 もう一機は・・・ジエンド・・・」
メイ
「麒麟児アスイね…
 まだ年端もいかないのに、
 かなりの実力を持つリンクスと聞いているわ。」
ナレーション
「カーパルスは防衛部隊の約半数を失っていた。
 そして今、
 企業側のレイテルパラッシュ、ジエンドの二機と、
 ORCA側のメリーゲート、フィードバック、
 霧島の三機が戦闘を開始した。」
アスイ
「テルミドールの亡霊に取り付かれるとは…
 いくぞ、覚悟しろ!
 お前たちの悪夢を今覚まさせてやる、
 死を持ってな!」
ウィン
「そういうわけだ。
 消えてもらう。」
メイ
「っ!(回避)
 ・・・燐華、
 援護射撃、お願い!」
東堂
「承知しています!
 精密照準スタンバイ。
 ターゲット・・・ロック!
 スナイパーキャノン・・・ファイヤ!!(狙撃)」
アスイ
「ぐあああ!(命中)
 なんだ、今のは・・・?
 発射音が聞こえたのに、
 避けられなかったぞ!」
ウィン
「狙撃だ・・・!
 気をつけろアスイ、
 四方から狙撃されている。
 敵は大規模な狙撃部隊を展開している!」
アスイ
「四方・・・だと?
 いや…この音の間隔…」
メイ
「怯んでるわ、
 ローディー、一気に畳み掛けましょう。」
ローディー
「了解だ。」
ナレーション
「そのとき、
 カーパルスの防壁の、
 各部に設置されている球体が動き出した。
 不気味に浮遊し、
 外敵を捉えると、
 高出力のエネルギー弾が放たれる。」
メイ
「・・・!?(回避)
 ・・・なにこれ・・・ふざけてるの・・・?」
ローディー
「トーラス製のソルディオス砲か・・・
 しかも自律飛行をしているときた。
 ・・・おぞましい光景よ。」
東堂
「ソルディオス砲、先に破壊します!」
メイ
「そうね、
 こんなもの好き勝手に浮かばせとくなんて、
 気持ちが悪いわ。」
アスイ
「こっちも忘れてもらっちゃ困るぜ!(攻撃)」
メイ
「うああ!(被弾)
 ・・・ったく、弁えない子ね!」
ローディー
「したたかさはないが、
 徹底した攻撃だ。
 やるぞ、スマイリー。
 先に坊やを落とす。
 ソルディオスはあの秘書に任せよう。」
ナレーション
「メリーゲートとフィードバックの連携攻撃を、
 アスイは精一杯凌いでいた。」
アスイ
「ぐうう!(全力で攻撃を捌く)」
ローディー
「・・・坊や・・・
 なんて動きを・・・」
メイ
「うそでしょ・・・
 二人掛かりよ!?」
ナレーション
「ジエンドに気を取られている二人に、
 ウィン・Dが攻撃を加える。」
ウィン
「老兵と小娘。
 坊や一人も落とせないのか?」
ローディー
「くっ!(回避)
 空回りだな。」
メイ
「なっ!
 小娘って・・・貴女ほぼ同期でしょう!」
ローディー
「上位クラスのネクスト二機が相手ではやはりきついか。
 ソルディオスの破壊はまだか?
 援護が必要だ!」
東堂
「もう少しお待ちを・・・機動力が予想以上に高い。
 データ解析が追いつきません。」
アスイ
「ぐあっ!」
メイ
「捉えた!」
ローディー
「追い討ちをかける。
 いくぞスマイリー!」
メイ
「ええ、
 ホイール03展開、
 ヴァーティカルミサイル射出!」
アスイ
「ぐあっ!
 ミサイル・・・?
 垂直飛来式か!」
ウィン
「避けれないならフレアを装備しろ。」
アスイ
「避けれないとは言ってない。
 不意を突かれただけだ。」
ローディー
「そらっ!」
アスイ
「っ!(回避)」
ローディー
「・・・なんと・・・
 今のは完全に入ったと思ったのだがなあ。
 感服だよ坊や。」
メイ
「言ってる場合!?」
ウィン
「・・・妙だな。」
アスイ
「なにが?」
ウィン
「攻めに焦りを感じん。」
アスイ
「そうか?
 メイ・グリンフィールドには焦りを感じるが・・・」
ウィン
「奴のは別の焦りだ。
 ローディーめ、何を企んでいる。
 
 メイのほうは、
 ローディーの指示通りに動いているだけだろう。」
アスイ
「・・・本当にローディーの指示かな。
 他にキレるやつがいたとしたら・・・?
 例えば・・・
 っ!(回避)
 このさっきから狙撃している奴らの中に・・・
 "奴ら"なのか・・・"奴"なのかわからないが・・・」
ウィン
「・・・?」
東堂
「全ソルディオス砲 排除!
 敵ネクストに目標変更します!」
メイ
「待ってたわ!
 援護よろしく!
 ・・・それにしても、増援はこないわね。
 カーパルスが惜しくないの?」
ローディー
「まだ増援が必要と思われていないのだろう。
 もう少し暴れるとするか!」
メイ
「まさか、
 敵の増援を待ち遠しく思う事があるなんてねえ・・・
 
 さて、重量機の迫力を見せてあげようじゃない!」
BGM 終了
ナレーション
「一方その頃、
 深い渓谷の隙間に位置する、
 第一犯罪者収容施設では・・・」
アナト
「カーパルスの陽動部隊からは、
 まだ連絡がありません。」
ハリ
「ちっ、
 まだなのか・・・」
オッツダルヴァ
「もう待ってられんな。
 第一波攻撃隊、出撃する!」
ハリ
「おい、待て!」
オッツダルヴァ
「下手をするとこのままカーパルスの部隊が全滅して、
 こっちに敵部隊が押し寄せてくるかもしれん。
 これ以上は待てない。
 各機メインシステム、最終チェックに入れ。」
ハリ
「おい、待てって!
 ・・・ちっ・・・
 止むを得まい。
 第二波攻撃隊、
 彼らの30秒後に続くぞ!」
オッツダルヴァ
「第二波の奴らに残飯を与えない気で行け。」
アナト
「はい。」
オッツダルヴァ
「・・・いくぞ、出撃だ!」
ナレーション
「第一波攻撃隊は、
 オッツダルヴァとアナト・ウォルコットを含めた、
 いずれも奇襲に優れた高い火力を持つネクスト5機が。
 第二波攻撃隊は、第一波の奇襲で、
 警戒態勢を強めた敵勢力の猛攻を想定し、
 ハリを中心に精鋭のネクスト7機が。
 そして第三波攻撃隊は、
 若きリンクス達のネクスト3機と、
 ノーマル部隊で構成されていた。」
オッツダルヴァ
「一気に駆け抜ける。
 奇襲で落ちるなよ。
 格好つかんぞ。」
アナト
「オッツダルヴァ様、
 敵防衛部隊、
 警戒レベルは極めて低いようです。」
オッツダルヴァ
「ああ、
 全く気付いていないようだ。
 ・・・いいな、
 大破させなくていい、
 戦闘不能にしてしまえば問題はない。」
アナト
「了解。
 攻撃・・・開始します!」
ナレーション
「複数ネクスト機による奇襲により、
 収容所は混乱状態に陥った。」
ハリ
「第二波攻撃隊、
 出撃!
 防衛部隊、警戒体勢最高レベルだ。
 覚悟しろ。」
ナレーション
「ORCA勢力に多少の被害が出たとは言え、
 収容所の防衛部隊の被害は甚大だった。」
ハリ
「よし、第三波・・・」
オッツダルヴァ
「・・・っ!」
BGM Someone is
アディ
「おやおや・・・
 ここを襲撃するということは、
 重要性を理解しているということですね。
 では・・・
 
 生かして返すわけには行きませんねえ!!」
アナト
「第三波攻撃隊、全滅・・・。」
ハリ
「あいつは・・・!」
オッツダルヴァ
「向かってくるぞ、
 仕方がない。
 まずは奴を落とす!」
アナト
「了解しま・・・きゃあっ!(被弾)」
オッツダルヴァ
「っ!?
 後方にクローンリンクス部隊・・・か・・・
 くそっ、作戦は失敗か!」
ハリ
「あの機体・・・アレサだと!?
 馬鹿な、あれを操れる人間などいるのか!?」
オッツダルヴァ
「人間じゃないさ・・・
 やつらはもはや・・・"獣"だ。
 どうせロクでもないシステムでも開発したのだろう。」
アナト
「側方から、
 別のネクストが…
 これは・・・
 まさか・・・研究中だったソブレロ型が・・・
 なぜ・・・」
CUBE
「パートナー、
 この程度なら、
 フラジール単機でも、
 敗率はほとんどありません。
 ・・・あなたは、
 戦わなくても構いませんよ。」
BGM 終了
アディ
「いいや、
 彼らには感謝しています。
 私をここまで追い詰めたこと。
 このお礼はたっぷりとしなくてはいけません。
 ク・・・フフフフフ。」
オッツダルヴァ
「その声は・・・
 アディ・ネイサン!?
 驚いたな。
 貴様にそんなものが操れるのか?」
アディ
「フフフ・・・
 私にAMS適正はありません。
 だが!
 この新システムを介せば、
 私の神経系統を通じて、
 AIがネクストを操るのだ!
 そして今、
 このAIシステムには、
 あのリンクス戦争の英雄のデータが入っている。
 彼がこのアレサを操ればどうなるのか・・・
 君ら自身の体で味わってくれたまえ!
 ふははははは!」
ハリ
「そ、そんなことが・・・」
アナト
「それでも、
 あなたの肉体は耐えられないはず!」
アディ
「ああ、そうとも。
 私はいづれ朽ち果てるだろう。
 だが、私の神経が焼ききれるまで・・・
 私の脳が弾け飛ぶまで、
 こいつは戦い続けるのさ!
 くははははは!」
オッツダルヴァ
「・・・哀れ過ぎて言葉が見つからん。
 ならば貴様の神経が、脳が果てる前に、
 その肉体を滅ぼしてやろう。」
アディ
「私は・・・オーメルに見限られ、破滅した。
 だが、貴様らも道連れだ!」
ナレーション
「その頃、アルテリア・カーパルスでは・・・」
BGM Cosmos
東堂
「うああっ!」
アスイ
「・・・やはり狙撃機体は一機だけだったか。」
東堂
「どうして・・・見破られて・・・」
アスイ
「パターンがシンプルすぎる。
 大規模な部隊に必ずある複雑さがないのさ。
 あんた、
 頭硬いほうだろう・・・」
メイ
「あらあら、
 頭の硬さまでバレちゃってるわね!(攻撃)」
アスイ
「っ!(回避)」
東堂
「う、うるさいわよ、
 スマイリー!(攻撃)」
アスイ
「っと!(回避)
  結局あんたら、
 たった三機だったってことか。
 何を企んでたんだ?」
ウィン
「どちらにせよ、
 生かしておく理由はない。」
ローディー
「それはこっちの台詞だ。
 ブラスメイデン!」
ウィン
「ぐう!
 ちっ・・・バズーカか・・・
 食らいすぎているな・・・」
アスイ
「ウィン、
 気を抜くなよ。」
ウィン
「ああ、わかっているさ。」
ローディー
「これは・・・
 まずい・・・
 こっちの企みはバレてしまっているな。」
メイ
「これ以上の陽動は無意味ね。」
ローディー
「それに、
 あっちも戦闘を開始したようだ。
 東堂、お前は本隊と合流しろ。」
東堂
「そんな・・・お二人も・・・」
ローディー
「我々の機動力では逃げ切れん。」
メイ
「そうね、
 あなただけでも行きなさい。」
東堂
「・・・く!」
アスイ
「逃がさん!」
ナレーション
「霧島を追おうとするジエンドを、
 メリーゲートとフィードバックが体当たりで妨害する。」
アスイ
「ぐあっ!」
メイ
「行かせないわよ。」
ローディー
「大人しく我々の相手をしてもらおう。」
アスイ
「邪魔だあああ!!」
メイ
「うあっ!」
ローディー
「ぬうっ!」
アスイ
「くっ・・・
 ウィン!
 奴を追え!」
ウィン
「ほう、
 私に指図するようになったか・・・
 まあいいだろう。」
ウィン
「これで・・・いいのですね。
 スミカ様・・・。」
アスイ
「僕は・・・
 あんたらに勝たなければならない。
 
 弾を温存しておきたかったが・・・
 バックユニット、コジマキャノンチャージ!」
メイ
「させるか!」
ローディー
「コジマキャノンだ!
 チャージしている!
 阻止しろ!」
メイ
「はあ!(攻撃)」
アスイ
「っ!(回避)」
i
ローディー
「逃がさん!(攻撃)」
アスイ
「っ!!(回避)」
ローディー
「なっ・・・
 今のをかわすか!?
 なんでもいい、i
 当てろ!
 衝撃でチャージをリセットさせるんだ!」
アスイ
「もう少し・・・!」
メイ
「うああ!」
ローディー
「むん!」
アスイ
「・・・チャージ完了。
 食らえええ!!」
メイ
「あああああ!」
ローディー
「がああああ!」
ナレーション
「二門のコジマキャノンが放たれる。
 青白い閃光が辺りを光で包んでいく。
 そして・・・
 背中合わせに地に崩れる二機。」
メイ
「ふ・・・ふふ・・・
 ここで終わりね・・・」
ローディー
「私がここまで翻弄されるとはな・・・」
メイ
「ねえローディー・・・
 次生まれ変わっても、
 あなたと味方でいたいものだわ。」
ローディー
「ふっ・・・
 この老いぼれの最後に、
 お前さんが手向けのハナだな。
 心中の相手がお前さんなら、
 悪くない。」
メイ
「勘違いしないでよ。
 私だって…
 どうせだったらいい男と心中したいわよ。
 言っておくけど、
 おじ様趣味は…ないの。」
ローディー
「馬鹿者・・・
 そこは嘘でも・・・
 老人に…いい…思いを・・・
 …フ…もう聞こえて…いない…か…」
ナレーション
「カーパルス中央で、
 二人は・・・果てた。
 同じGAグループの仲間という、
 絆で結ばれるように、
 その背を互いに預けながら…」
東堂
「・・・!
 ・・・フィードバック、
 メリーゲート、
 反応ロスト・・・。
 
 くっ・・・!」
ナレーション
「霧島はさらに加速する。
 彼女には感傷に浸る暇すら、
 もはやないのだ。
-------------------------------------------------区切り2
 一方、収容所近辺。」
ハリ
「ちっ・・・
 こいつ・・・
 アレサを完全に乗りこなしている!」
ナレーション
「そのとき、
 突如、大規模な爆発が起き、
 戦闘を一瞬停止させた。」
オッツダルヴァ
「なんだ!?」
アナト
「施設が・・・
 建物が一棟、
 跡形もなく爆発しました。」
アディ
「なっ!
 あれはクローン施設!!
 ・・・一体・・・誰が!?
 なぜクローン施設を特定できた!?」
CUBE
「これで施設は完全に再起不能。
 脆過ぎますね。」
アディ
「・・・フラジール!?
 CUBE・・・貴様!!
 何をしているのかわかっているのか!!」
CUBE
「わかっていますとも、
 この施設は、
 私たちリンクスにとってあってはならない存在。
 クローンリンクスの技術が向上し、
 我々をいづれ上回る。
 そしていらなくなれば、
 我々オリジナルは処分される。
 ・・・どこか、間違いでも?」
アディ
「・・・なんだと?
 誰の入れ知恵だ!?」
CUBE
「とある女性に、
 色々と聞かされましてね。」
BGM 終了
アディ
「・・・!
 ・・・あの・・・女か・・・
 やはりそうか、それが目的か・・・
 フフフ・・・
 私の置土産に気づいていればいいけどなあ。
 だが、もはや私の知ったことではない。
 ・・・どうでもいい。
 …さあ!リンクス戦争の英雄よ!
 我が肉体に宿り、
 全てを喰らい尽くせ!!」
(機械音声)
「メインシステム、戦闘モード起動。」
アディ
「クローンなんぞどうでもいい!」
(機械音声)
「戦闘データ照合中。」
アディ
「企業なんぞどうでもいい!」
(機械音声)
「ホワイトグリントのAIデータを確認しました。」
アディ
「リンクスなんぞどうでもいい!」
(機械音声)
「本システム起動と同時に、
 リンクスを媒体とするAI制御を開始します。」
アディ
「私の邪魔をするものは…」
(機械音声)
「敵性信号確認。」
アディ
「…皆消えてなくなればいい!」
(機械音声)
「ターゲット確認…」
アディ
「…(集中力を高めていく)」
アディ&(機械音声)
「排除…開始!」
BGM Nineball
CUBE
「自暴自棄ですか…
 愚かな。」
アディ
「その愚か者にお前は消されるのだ。
 CUBE!!」
CUBE
「!!
 これは…フラジールと同等か、
 それ以上の加速…!」
アディ
「リンクス戦争の英雄をデータ化したのだ。
 加えて規格外の能力を備えたこのアレサがあれば、
 貴様如きテスト個体が勝てるはずがないだろう!
 フハハハハハ!」
ナレーション
「CUBEのフラジールは、
 その機動力と引換の薄い装甲を、
 みるみる削られていく。」
CUBE
「があっ!」
アディ
「スピードだけが取柄のお前は、
 今の私にとっては赤子も同然よ。」
CUBE
「これは…
 プランD…所謂ピンチですね…」
アディ
「もはや貴様に生き残る術はない!」
CUBE
「まだです・・・
 八門のチェインガン、
 この至近距離で浴びるがいい!
 だああああ!」
アディ
「フラジールではその戦法が最も脅威だろうな。
 ・・・だが・・・当たらなければ意味がない。」
CUBE
「くっ!
 後ろに回り込まれた!?」
アディ
「単発の威力が違うのだよ!
 死ねえええ!」
CUBE
「があああ!
 ・・・かはっ・・・
 だめ・・・ですか・・・
 ふ・・・ふふふ、
 アスピナの玩具として弄り回され、
 やっとのことで、
 このフラジールを乗りこなせたというのに…
 その結果がこれですか…
 私こそ愚かですね…。
 ふふふふ…
 私は一体・・・
 何の為に戦って・・・っ!
 があっ!
 これは・・・
 A・・・MSから・・・
 光が逆流する・・・
 ・・・ぎゃああああああ!!」
アディ
「まだだ!
 まだまだ・・・!
 残骸すら、
 破片すら、
 焼け跡すら残さんぞ!!
 フアハハハハ!!」
ナレーション
「アディが無残にフラジールを叩き潰している間、
 オッツダルヴァ、ハリ、アナト達により、
 クローンリンクス部隊はほぼ壊滅していた。」
ハリ
「よし、
 奴ら仲間割れをしていたおかげで、
 挟み撃ちは避けられた。」
ナレーション
「アレサと対峙するハリ達。
 その後方から、
 一機の重量機が接近する。」
アナト
「後方よりネクスト反応。
 東堂様の霧島です。」
東堂
「…」
アナト
「東堂様、
 ご無事で…」
東堂
「申し訳…ございません…」
ナレーション
「突如、霧島が爆破した。
 その代わりに姿を現したのは、
 ウィン・D・ファンションの、
 レイテルパラッシュだった。」
ウィン
「手こずらせるな。
 …ま、携行型VOBのテストには、
 ちょうど良かったか。」
アナト
「そんな・・・東堂様!!」
ハリ
「ウィン・D・ファンション・・・
 ・・・貴様!!」
オッツダルヴァ
「ハリ・・・こいつは私がケリをつける。」
ウィン
「ちょうどいい、
 この間のリベンジだ。」
オッツダルヴァ
「まだ駆けずり回っていたのか、雌犬。
 そんな物まで持ち出すとは…
 貴様の犬小屋はさぞ豪華なのだろうな。」
ウィン
「前のようにはいかんぞ。」
オッツダルヴァ
「何も変わらんさ。
 貴様は、
 この飛龍の爪牙の前に今一度ひれ伏すだけだ!(攻撃)」
ウィン
「っ!(攻撃)」
ナレーション
「近距離で両者のブレードがぶつかり合う。
 隙をついて飛龍のグレネードが放たれ、
 衝撃でレイテルパラッシュの動きを止める。」
オッツダルヴァ
「なんだ、前と同じパターンだぞ。
 食らえ!」
ウィン
「前のようにはいかないと言ったはずだ!
 ふん!(回避)」
オッツダルヴァ
「ほう、
 芸を覚えたか雌犬。
 バックブラスト無しの射撃反動を利用した後退で、
 追撃を避けるとはな・・・」
ウィン
「なんとかの一つ覚えと言ったか?
 同じ手がいつまでも通じると思うなよ。」
オッツダルヴァ
「相手が貴様では、
 変わる必要もあるまい。
 自分の尻尾を追い続ける犬なら、
 特にな。」
ウィン
「減らず口を!(攻撃)」
オッツダルヴァ
「おっと…(回避)
 当たらんな!(攻撃)」
ウィン
「っ!(回避)
 ・・・フ・・・
 貴様こそ…
 鈍ったか?
 どこを狙って・・・
 !?」
ナレーション
「オッツダルヴァはグレネードの爆炎に紛れて、
 一気に距離を詰める。」
ウィン
「甘い、
 その程度の不意打ち!」
ナレーション
「急上昇で上方へ回避したと思ったウィン・Dだったが、
 飛龍は再び地面にグレネードを放ち、
 その爆風で急上昇。
 ブレードを振りかぶる。」
ウィン
「なんだと!?」
オッツダルヴァ
「逃がさん!」
ウィン
「ぐああっ!
 おのれ・・・貴様・・・」
オッツダルヴァ
「空中では回避は困難だ。
 このまま昇天するがいい!」
ウィン
「ぐう!
 また、グレネードとブレードのコンビネーションか・・・!
 何度も通用しないと・・・!」
ナレーション
「またも反動を利用した回避を実行する。
 だが、飛龍は予想した場所に飛び込んでこない。」
オッツダルヴァ
「・・・(寸前で攻撃を止める)」
ウィン
「・・・!?
 フェイント!?」
オッツダルヴァ
「お飾りのランク1、
 それが貴様の本当の肩書きだ!(攻撃)」
ウィン
「があああ!」
オッツダルヴァ
「・・・」
ウィン
「く・・・機体損傷甚大・・・
 制御でき・・・
 いや・・・なんだこれは・・・
 機体が・・・急降下して・・・いる・・・?」
ハリ
「こ・・・これは・・・
 なんだ・・・クレイ・・・ドル!?」
アディ
「おやおや、まさか風に揺られてこんなところに落ちてくるとは・・・
 この眼で見られて幸いですよ。
 死に損ないの爺共が!!」
ナレーション
「炎上しながら、
 次々と墜落するインテリオルとオーメルの本社クレイドル。
 その一機が激突し、
 レイテルパラッシュは、
 強引に地に叩きつけられようとしていた。」
ウィン
「くそっ・・・
 だめだ・・・完全にクレイドルに挙動を持っていかれている。
 ・・・ここまで・・・か・・・
 フッ・・・
 これが私の最後・・・無様だな・・・。
 結局私は、
 答えを見つけられなかった・・・
 そんな私には似合いの最後だな。
 ロイ・・・もうすぐ・・・お前に・・・」
ナレーション
「レイテルパラッシュは、
 クレイドルと共に地上に激突し、
 爆発を起こした。」
アディ
「はははは!
 壮観だな!
 どうやら私の置土産に気付かなかったようだ!
 あの高性能爆薬がここまで効果的とはなあ、
 うはははは!」
アナト
「これは・・・あなたがやったのですか!?
 あなたは企業側の人間では・・・
 どうしてこんなことを・・・」
アディ
「もはや私は、
 何のために生きるのか・・・
 何のために戦うのか・・・
 そんなことは関係ないのだよ!」
アナト
「狂ってます・・・」
アディ
「ああ?
 ・・・なんだと?
 この小娘があ!!」
アナト
「きゃあっ!」
ナレーション
「アディは、飛行形態に変形したアレサで、
 アナトのレイジングフレアに体当たりし、
 その機体をクレイドルに叩きつける。」
アナト
「・・・!?
 しまった・・・!」
ハリ
「アナト!」
オッツダルヴァ
「チッ!
 逃げろ、アナト!」
アナト
「オッツダルヴァ様、
 だめです!
 機体がクレイドルのエンジンに完全に挟まって・・・」
オッツダルヴァ
「くそっ!
 砕けろ鉄屑があ!」
ナレーション
「何度もクレイドルをブレードで切りつけるが、
 その巨大な機体はびくともしない。」
ハリ
「だめだ。
 動かん!
 オッツダルヴァ、離れろ!
 お前まで・・・」
オッツダルヴァ
「黙っていろ!!」
アナト
「オッツダルヴァ様。
 もう、いいのです・・・
 離れてください・・・
 オッツダルヴァ様まで危険に・・・」
オッツダルヴァ
「うるさい黙れ!
 貴様は、私に恩を貸したままだろう!!
 私が言うことを聞いてやると言っただろう!!!」
アナト
「オッツダルヴァ様・・・
 ごめんなさい・・・」
オッツダルヴァ
「っ!?
 よせ、アナトォ!」
ナレーション
「アナトは、
 飛龍に向けて発砲する。
 反動で離される飛龍。」
オッツダルヴァ
「ぐっ!
 アナトオオオオ!」
アナト
「オッツダルヴァ様・・・
 ありがとう・・・
 
 ・・・生きて・・・」
大規模な爆発音
BGM 終了
(間)
BGM Someone
アナト
「・・・え?
 私は・・・どうなって・・・
 あ…
 これは・・・この木々は・・・
 この花々は・・・!
 本・・・物・・・!?」
オッツダルヴァ
「・・・ああ・・・」
アナト
「嬉しいです・・・
 私の願い・・・
 覚えてて・・・くださったのですね・・・
 私が・・・想像していた・・・通り・・・
 素晴らしい・・・まるで幻覚のように・・・
 ぼんやり・・・して・・・
 あっ・・・テルミドール様・・・
 そういえば・・・戦いは・・・?」
オッツダルヴァ
「・・・終わった。
 全て、終わった。
 だからもういい。
 お前はもう・・・休め。」
アナト
「そう・・・ですね。
 なんだか・・・真っ暗で・・・
 あ・・・もう・・・夜なのですね。
 ・・・寒い・・・です・・・
 あれ…
 …声が…リリウム従姉様が…
 母様も…父様も…!
 私を呼んで…!」
オッツダルヴァ
「・・・っ・・・!
 そうだ・・・お前はもう、
 立派なウォルコット家のリンクスだ。
 お前の居場所はそこだ。
 何も心配はいらない。
 お前は静かに、
 温かい…家族の元へ…帰るがいい…」
アナト
「そう・・・
 戦いは終わったのですね・・・
 でも…ウォルコット家はもう…
 私には…必要ありません。
 私はテルミドール様と…また一緒に…
 一緒…に…」
アナト、静かに息絶え、機体は爆発
オッツダルヴァ
「・・・くっ・・・(嗚咽を漏らす)
 アナト…お前はやはり…
 そちらへいくのだな。
 私は…テルミドールではない。
 オッツダルヴァだよ…
 …いいだろう。私もそちらへ行ってやる…」
アディ
「ははははは!
 貴様ら全員は私に殺され、
 地上は破壊し尽くされ、
 この腐った時代は終わりを告げる!」
オッツダルヴァ
「・・・」
アディ
「そして私も・・・」
オッツダルヴァ
「いいや、
 死ぬのは私とお前だけだ!」
アディ
「おっと、
 はっ・・・何をやっているんですか。
 そんな無作為にグレネードを撃ってどうするんです。
 全く当たりませんよ。
 天才と謡われたあなたも、
 私怨に駆られてはその辺の粗製と同じですねえ。
 もはや・・・私には勝て・・・
 ん?」
オッツダルヴァ
「フ・・・」
アディ
「なぜ笑って・・・
 があっ!
 ・・・なんだ!?
 ・・・っ!
 あれは・・・アームズフォート、アンサラー!?
 なぜこんなところに・・・」
気を取られている隙に飛龍が斬り込む
オッツダルヴァ
「ふん!」
アディ
「ぐああ!」
ハリ
「待て、オッツダルヴァ!」
ナレーション
「オッツダルヴァは、
 そのブレードをアレサに突き立て、
 アンサラーの方へと推し進めていく。」
オッツダルヴァ
「どうだ、
 あの汚物のようなコジマ粒子の海が、
 貴様と私の死に場所だ!」
ハリ
「おい…」
アディ
「貴様!
 この立ち位ちにグレネードで誘導したというのか!?
 ・・・は、離せっ!
 ・・・!?
 これは・・・このコジマ濃度は・・・
 まさか・・・」
ナレーション
「辺りのコジマ濃度が急激に上昇していく。
 そしてゆっくりとアンサラーの中央に、
 コジマエネルギーが充填されていく。」
ハリ
「やめろ、オッツダルヴァ…
 よせ…」
アディ
「まさかまさかまさか、
 おいおいよせよ!
 アンサラー…こんな距離でそれを使うんじゃない!」
オッツダルヴァ
「死ねえー!!」
アディ
「やめろおおおおお!」
ハリ
「オッツダルヴァァァ!!」
ナレーション
「周囲を滅ぼす大規模なアサルトアーマーが放たれる。
 アディのアレサと、
 オッツダルヴァの飛龍はそれに巻き込まれ、
 機体は大破した。」
ハリ
「そんな…」
オッツダルヴァ
「フ・・・
 私の大袈裟な伝説も・・・
 今日までだな・・・」
ハリ
「オッツダルヴァ・・」
オッツダルヴァ
「近づくな・・・
 この辺一帯は今コジマ汚染がひどい。
 もういいのだ。
 私は・・・アナトに恩を貸したままだ。
 あっちの世界で・・・借りを返すさ・・・」
ハリ
「何を言っている!
 貴様は誇り高きリンクスだろう!
 こんなところで終わるのか!?
 まだ世界を変えられていない!
 途中で断念するなど・・・
 お前らしくもないぞ!」
オッツダルヴァ
「ああ、そうだな
 ・・・私らしくもない・・・
 くだらん終わり方だな・・・
 『だが・・・嫌いじゃない・・・』
 そんな台詞でも・・・吐くところか?
 フ・・・フフフフ・・・
 ハハハハハハハ!(爆発)」
ハリ
「・・・く・・・
 なぜだ・・・どうして・・・」
ナレーション
「アンサラーは、
 今度はうなだれるハリのクラースナヤに目標を定めた。」
ハリ
「私達はいったい何のために…
 何のためにここまで…」
ハリ、必死に機体を起こしている
ハリ
「もはや企業は倒れた…。
 私の戦う理由は無くなった…。
 確かにコジマ粒子による汚染を考慮すれば、
 リンクスは居なくなったほうがいいのかもしれない。
  
 だが、こいつを野放しにしておくわけにはいかない。
 こいつはネクスト以上にコジマをばら撒く。
 
 こいつを倒して…私…も…」
ライフルを撃とうとするが弾がない。
ハリ
「フッ…ライフルの弾も無し…か…
 これはいよいよ、体が持たんな…」
ナレーション
「アンサラーからは、常に多量のコジマ粒子が放出され、
 周囲を深刻なまでに汚染し続ける。
 そのため、近づくだけで機体はダメージを受けていく。」
ハリ
「うぐううう・・・
 こいつは…
 私達リンクスの咎だ…!
 贖罪に…痛みは…伴う…もの!」
BGM 終了
ナレーション
「そのとき、
 二発のコジマキャノンが、
 どこからともなく放たれ、
 アンサラーの中枢部分を貫いた。」
アスイ
「あーあ、最後の弾・・・
 使っちまった。」
ナレーション
「アンサラーは爆発を起こし、
 崩れ落ちる。」
アスイ
「ん?
 セレンから…?」
ナレーション
「その時、アスイにセレンから一文だけのメッセージが送信されてきた。
 どうやらアンサラーの機能停止と同時に、
 自動で送信されるようにプログラムされていたようだ。」
アスイ
「"Welcome to the Earth(ウェルカム トゥー ジ アース)"
 …そうか…アンサラーを出してくるということは、
 企業が滅び、アンサラーが落とされた時、
 残ったのは人類を汚染から守ろうとするリンクス。
 …そういうこと…か。
 セレン、やはりあんたはそういう人だ。
 昔から…な。」
ハリ
「もはや私たちが・・・最後の二人か。」
アスイ
「ああ、
 ・・・どうする。
 俺にはたった今戦う意味がなくなった。
 それに、あとはブレードしかない。」
ハリ
「私もだ。
 だが、お前はエイ=プールの仇だ。」
アスイ
「そんなことを言っているから戦いが無くならないのさ。」
ハリ
「私達リンクスは、
 戦うしか生き方を知らない。
 …そうだろう?」
アスイ
「…どこかで聞いたような台詞だが…
 それもそうだな。
 嫌いじゃない台詞だ。」
ハリ
「正直なところ、
 彼女には悪いが、戦う理由なんて必要ない。
 私はどうやら戦い疲れたようだ。
 限界が近い。
 最後にお前に会えてよかった・・・
 ・・・私をリンクスにさせてくれ・・・」
アスイ
「俺も、"作り物のリンクス"なんでね。
 ただでさえリンクスは短命だってのに・・・」
ハリ
「さっさと始めよう・・・
 お互いあまり時間は残されていないようだ・・・
 ・・・覚悟は…いいな。」
BGM 4 the Answer
アスイ
「ああ…こいよ、
 リンクス!」
ハリ
「いくぞおおお!」
アスイ
「はあああああ!(自身を鼓舞)」
ハリ
「全てをぶつけろ!
 最後に誇り高きリンクスとして生き残るのは、
 お前か私!
 さあ…
 決めようじゃないか・・・
 ラストリンクスを・・・!!」
-終-
著者 ひつぎ
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